手術後1日目〜◯◯疑惑?
手術後1日目は朝から水が飲める以外、食事は無し。尿管を抜いてもらいトイレは自力で行けるようになる。
おへそから10センチくらい切った後は溶ける糸で縫われて、医療用ボンドが塗ってある。服帯を巻いているものの、ガーゼなどは当てていないので、服帯をめくると傷口が剥き出しなのでギョッとしたが、医師や看護師に見せているうちに慣れてきた。
手術後1〜2日目は体温が37.5度くらいあったが、こんなもんだろうと思っていた。
手術後2日目、看護師さんが体を拭くタオルを持って来てくれたので、体を拭いて着替えた。ちょうど着替え終わった頃に主治医がやって来た。「どうですか?」「先生、震えが止まりませんっ」…やはり熱が37.5度あった為、主治医が解熱剤を申請し、まず来たのがアイスクリーム。(震えているのに…)とりあえず胃を守るためにアイスを食べる。解熱剤を持って来てくれた看護師さんが「アイス食べたのね」と半笑い。むくれながら解熱剤を飲んだら、当直医が「コロナの可能性もあるから隔離室へ」「は?」と言っているうちにあれよあれよと荷物をまとめられ、私は徒歩で近くの隔離室へ移動した。
隔離室でPCR検査を受け、直ぐに陰性の結果が出たものの、一旦隔離室へ入ったら、病院のコロナ対策室が許可を出さないと出られないらしく、この日は土曜日だったので、月曜日までは監禁生活となってしまった。とはいえ、トイレ付の個室で窓からは外も見られたので、以外と快適だった。
2回目の手術〜予想外の事態
手術は午後からなのに、朝7時に手術着に着替え、点滴の針が付く。
水は9時までなので時間ギリギリで飲み干す。
手術の時間が早くなったとかで12時に手術室へ徒歩で移動。1回目から2ヶ月しか経っていないのに確認の方法が変わり、手術室前で看護師さんとインタビュー形式で名前、生年月日、何の手術か確認。
手術室へ入ると硬膜外麻酔(手術後も機械で麻酔が入る)のため横向きに寝た状態で背中を丸めて針を刺される。後は仰向に寝たら、意識が無くなっていた。
気がつくと病室で酸素マスク、点滴、尿管、足に血栓予防の機械と前回と似た状況。どうせ動けないので、今回は眼鏡のリクエストはせず、眠りにつく。
次に気がつくと夜中。今までに無かった事態!便意を催す…尿管付いてるし、他にも色々付いてるからトイレには行けない。朝まで持つか、いや持たない!とここでやっとナースコール。看護師さんは洗面器のようなものにシートを入れて持って来てお尻の下に置いてくれた。これが3〜4回ほど続いた。
担当の看護師さんにはお手間をかけたが、同室で手遅れだった人もいた。これは入院前の説明に「迷わずナースコールしてくださいね」と言って欲しかった。
2度目の入院
最初10月に入院の予定だったのが、9月の半ばに「キャンセルが出たから9月21日にしないか」と主治医から電話があり、入院1日前にレントゲン、心電図、PCRなどの入院前検査をしに病院へ行き、翌日改めて入院。
前回ごねた?からか、今度は何も言わずとも婦人科の費用のかからない部屋になった。
病棟が違うとこんなにも違うのかと思うほど静かだった。
部屋の間取りは一緒なのに、テレビなどの配置が違う。今回の方が、コンセントが使いやすくて良い。(医療機器用のコンセントは使用禁止なので、前回はテレビ台の脇にあるコンセントを見つけ出して使った)
今回はよく似た状況の患者さんが多いので、カーテン越しに聞こえる会話も参考になる。
コロナ禍であまり病棟を出てはいけないため、術後の歩行トレーニングは廊下を行ったり来たり、皆頑張って歩いているけれど、手術後の歩みはゾンビのようで、ちょっと異様な光景。
前回同様、最初に下剤を飲む。今度は親指くらいの大きさな容器から直接飲んだ。前回効き目が遅かったので一滴も残さず飲んだところ、18時頃に少しと、前回と同じ夜中の3時頃だった。今回はトイレで血の気が引いて吐きそうになる。看護師さんを呼ぶか迷ったが、15分ぐらいじっとしていたら回復したので、何もなかったような顔でトイレを出た。
執刀医の先生が来て、もしも必用な時は輸血するので、そのリスクの説明と、執刀の目印にお腹にマジックで5センチくらいの矢印を書いていった。間違い防止の意味もあるのだろうが、今回は回復手術という怖さも、この矢印で少し和んだ。
検査結果 2022年8月30日
8月30日 いつも1人で通院していたけれど、珍しく夫が心配して付いて来た。診察室前は家族と来ている人ばかり、同じ状況の人達の診察時間は決まっているのだろうか?
CTとPET−CTの結果は異常なし。
病理検査の結果は「肉腫」つまり悪性のガンだった ステージ1(子宮のみ)B(5センチ以上)。
子宮を全摘しているから、転移の可能性は少ないけれど、女性ホルモンがガンを成長させる可能性があるので、卵巣を取る手術を今度は開腹で行なうという。
とりあえず今後の検査、手術の予約を取って診察室を出る。
すると、看護師さんが「ちょっとお話をしましょう」と声を掛けてくれた。
診察室でのやり取りに疑問は無かったか?
セカンドオピニオンは聞きに行きたいか?
等、ここの病院の方針のようで、気が動転して言われるがままの体制で後悔しないようにちょっと考える時間を取ってくれた。
セカンドオピニオンについては「がん」についてとなるので近くでは国立がんセンターになるが、おそらく何ヶ月か待つ事になり、費用も保険は効かないらしい。(家に帰ってがんセンターのHPを調べてみたら、治療については主治医が言っているのと同じような内容だった)
色々話をしたけれど、検査、手術を先伸ばしにして悪い結果になるのが嫌だったので、最初に決めた計画で進めることにした。
CTとPET−CT
2022年8月9日
手術で取り出した子宮の変性部が転移していないか調べるために、CTとPET−CTの検査を受けた。
13:10からスタートで6時間前に食事は済ませなくてはならない。人間ドックをやるとありがちな状況だけれど、昼食をお預けにされるのはなかなかキツイ。
まずはCT。X線で体の断面を撮影して「がん」が無いか見つける方法。検査着に着替え、ベッドに寝転がって装置が体の上を行ったり来たりし、途中で造影剤を注射されてお腹が暖かくなってきたところで再度装置が動いて撮影しおよそ15分ほどで終了。
次はPET−CT。同じ病院でも場所が違うのでまた検査着に着替える。ここでは造影剤に放射能を帯びた薬剤を体に投与して撮影をするため、事前のアレルギーの確認などと共に、その日は小さい動物や子供を抱きしめないでくださいという注意も受けた。
造影剤の周りを良くするため水分を取るようにとペットボトルに入った水を渡され、トイレのタイミングも指示を受ける。
造影剤を投与する部屋に案内されると、造影剤を投与する注射針を刺され、担当の看護士さんが機械のスイッチを入れ部屋を出る。薬剤が機械を通り放射能を帯びて体に入る。恐ろしくも感じるが特に違和感も無く終了。
薄暗いエリアに立派なリクライニングチェアがある半個室ブースがあり、造影剤が体に回るまで約1時間静かに休む。音楽を聴いても良いと言われたが、力を入れたり考え過ぎたりすると正しい結果が出ないかもと言われたので、ひたすらぼーっとしていた。
撮影に呼ばれ、またベッドに横たわり装置が動いて撮影。今度は30分ほどで終了。
造影剤を早く出したいので水を飲み、待望の昼食は遅めのおやつタイムになった。
その1週間後あたりから足にじん麻疹が出るようになる。暑さからなのか、手術に対するストレスなのか、更年期の症状なのか分からない。
後日、CTとPET−CT検査の結果転移は無しだった。
手術後2日目〜退院まで
2日目の明け方頃からお腹の辺りが「ぶるっ」と
震える。本格的に麻酔の効果が無くなって来たからなのか、痛みの始まりが震えと共に来た。
あらかじめ貰っていたロキソニンは6時間おきに飲むルールで何とか持ちこたえる。
この日から特に制限は無いので、常食、術後初シャワー。傷口は泡で恐る恐る洗った。
看護師さんが毎日傷口を診てくれるがいつも「キレイですね~」といわれるくらい穴は小さいし、傷口はボンドで塞いであるので、想像していたグロテスクな傷口ではなかった。
術後4日目朝の採血結果で退院が決まる。
担当医から手術の説明。
パソコン画面上の写真を見ながら説明、スマホで写真を取らせてもらいながら説明を聞く。
子宮に変性(悪性ならガン)があるため病変部が飛び散らないよう袋に包んでから子宮と卵管を切除。癒着防止のシールがあったり膣に管が入っている。筋腫に鶏肉の脂肪みたいに付いているのが変性部なのでこれは病理で詳しく検査してもらう。
卵巣だけ残っているのが不思議で聞いてみた。卵巣はお腹の組織にくっついているのでお腹の中でコロコロ移動することは無い。排卵したら子宮、卵管が無い場合、卵子は腹膜に吸収されてしまうらしい。
翌日(7/12)退院が決まり、
激しい運動、自転車、湯船に浸かることは次回診察(8/2)まで禁止。
お腹の傷口の接着剤は剥がれたら取っても良い。膣から糸くずが出て来るかもしれないが流しても良い。
傷のひどい痛み、発熱、多量の出血があったら病院に連絡する。
という注意のもと朝10時に目出たく退院。